狭隘空間の点検を担うマイクロドローンオペレーターの技術者教育プログラムを2024年7月1日(月)より新設します。新規プログラム開講に先駆け、NSI(Narrow Space Inspection)ドローンスクール by Osaka Metro & MURAMOTO DRONE TERRACE『狭隘部点検マイクロドローンオペレータ養成プログラム』の受講申し込み受付中です。
総受講時間は100時間超。
5つの階級に分かれた充実の実習カリキュラムと、実際の地下鉄駅構内でOsaka Metro社員による現任訓練(OJT)を受けることで、狭隘部点検を担うマイクロドローンオペレーターとしての技能を習得できます。
階級 | 内容 |
E | 【UAS運用基礎課程】 受講時間:11時間 マルチコプターの操縦に関する基礎技能と、運用に係る法律知識を学びます。 ※2等以上の無人航空機操縦者技能証明(目視内限定解除)保持者は免除されます ※民間団体が発行する技能認証保持者は技能試験の合格で受講を免除されます |
D | 【スロットル方式制御基礎課程】 受講時間:24時間 マイクロドローンは、空撮用のドローンとは異なり、高さの制御がマニュアル(スティックがセンターで固定されない)です。マイクロドローン特有の操縦操作方式のマスターを目指します。 |
C | 【FPV操縦基礎課程】 受講時間:25時間 狭隘空間の点検では、ドローンに搭載されたカメラの映像で飛行経路や周辺環境を確認しながら飛行させる必要があります。モニターやFPVゴーグルを使用してドローンからのライブビューを頼りに操縦するスキルを身につけます。 |
B | 【応用・劣悪環境対応 / UAS工学課程】 受講時間:19時間 狭隘空間の飛行は、配線や天井構造物を固定するステー類、蓄積した埃など、様々な障害が待ち受けています。決してドローンを飛ばすのに快適な環境ではありません。環境条件が変わったとしても安定した飛行ができる様に訓練するほか、機体のメンテナンスや各種調整作業についても学びます。 |
A | 【実務対応技量習得課程】 受講時間:19時間 実際の点検作業を想定した実務対応訓練を行います。効果的なフライトプランを構築し、要求された成果物を得られる技量を習得します。 |
S | 【現場での実務実習(OJT)】 受講時間:12時間 本プラグラム最大の特徴である、Osaka Metroの地下鉄駅構内を実際に使用したOJTを行います。与えられたミッションの完遂と要求された品質の成果物を提出してください。 |
Class-E UAS運用基礎課程 | 90,000円 |
Class-D スロットル方式制御基礎課程 | 235,200円 |
Class-C FPV操縦基礎課程 | 298,000円 |
Class-B 応用・劣悪環境対応 / UAS工学課程 | 300,500円 |
Class-A 実務対応技量習得課程 | 302,000円 |
Class-S 現場での実務実習(OJT) | 432,000円 |
Class-C修了者には操縦基礎課程修了証(NSI Lv.1)、Class-A修了者には実務技能課程修了証(NSI Lv.2)が発行されます。NSI Lv.1はClass-Bの、Lv.2はClass-Sの受講資格として必要となる技能認証です。
OJTを終え、Class-Sを修了するとOsaka MetroとMURAMOTO DRONE TERRACEが発行する技能認定証「NSI-Master」を発行します。NSI-Master保持者はドローンテラスが行う実際の狭隘部点検作業現場でUAS飛行業務に従事していただく予定です。
*運航経験年数1年以上かつ、100時間以上の実務飛行経歴(訓練飛行を除く)を有する者を対象とする。
ビジネスシーン向けの認定証取得を目指せる「プロフェッショナルコース」と、趣味でドローンを楽しみたい人に向けた「パーソナルコース」の2コースをご用意。国土交通省登録講習団体にも指定されています
(SUSCドローンスクール大阪)。