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ProじゃないDJI Mini 3|入門モデルがバージョンアップ

12月9日(金)に突然発表されたDJI Mini 3。今年の5月に発売され、最大60度の仰角や縦位置撮影が可能になったこれまでに無いDJI空撮ドローンとして、ホビーに業務にと、様々な用途で活躍しているDJI Mini 3 Proの廉価モデルとしての登場です。

DJI Mini 3 | 前後方向のビジョンセンサーがなくなってちょっとスマートになった

位置付け的にはDJI Mini 2の直接の後継機で、機体価格を抑えるために通信システムをDJI Mini 2と同じDJI O2(OcuSync2.0)を使うなど、Mini 3 Proから程よくダウングレードがなされています。Mavic MiniやDJI Mini 2などからの買い替えや、偵察飛行用のサブドローン、SNS映え用のライトユーズにお勧めの1台です。

商品構成

DJI Mini 3の商品構成を先に説明しておきましょう。DJI Mini 3 Proと同様に、操縦に使用するコントローラーをDJI RC-N1とDJI RCから選んでください。

DJI RC-N1は、今やDJI製空撮機用コントローラーのスタンダードとなった製品で、専用アプリケーションをインストールしたスマートディバイスをモニターとして使用するタイプの送信機です。

DJI RC-N1

もう一つの選択肢は、スマートディバイスとモニター内蔵型のコントローラーDJI RC。飛行時に別途スマートディバイスを必要としないので、空撮中に電話がかかってきたり、ポップアップ通知が出てイラッとすることも無くなります。

DJI RC
DJI RC

DJI RCを別途購入しようとすると、単価では38,720円かかる為、機体と合わせて購入するのがお勧めです。

DJI Mini 3本体のみ購入で出費を抑える

DJI Mini 3は機体本体のみの購入が可能で、すでに保有しているDJI RC-N1をそのままお使いいただけます。もちろん既にDJIの空撮ドローンをお持ちの方で、尚且つ送信機が余っていると言う方限定ですが。結構余っている人いるのでは?

ちなみに筆者はほとんどの場合DJI RC Proやスマートコントローラーを使用するので、完全にRC-N1が余っている状態です。

内容品は機体とジンバルカバー、バッテリー1本、予備ブロぺラとネジ、充電ケーブル、ドライバー。既にMini 3 Proを持っていて予備機にもう1機というパターンにもお勧めです。

これから最初のドローンを買います

DJI Mini 3が最初のドローンになる方は、「DJI Mini 3 + DJI RC-N1(¥106,700)」お勧めします。飛行にあたり送信機は絶対に必要なので、まずはスタンダードなキットを購入しましょう。

モニター内蔵型もいいのですが、ソフトウエアやファームウエアのアップデートに送信機のWi-Fi接続が必要になるなど、ちょっと面倒な操作が発生するので、ソフトウエアはスマートディバイスのLTE回線からアップデートして、機体接続時にファームウエアがアップデートできる体制を構じておく方が簡単です。

業務利用やよく電話がかかってくる場合

DJI Mini 3を点検業務などで使用する人や、電話がよくかかってくる人はDJI RCの選択をお勧めします。上位機種のDJI RC Proほどではないにしても、モニターの明るさは必要充分、DJI RCに電話やメールが入ってくることはないので、操縦に集中できます。

Fly More Comboの追加

DJI Mini 3 Proに設定がなかったFly More Comboが設定されました。日本国内は航空法の対象になる重量基準が厳しすぎる為、DJI Mini 3 Fly More Combo Plusのみの設定です。

Fly More ComboはDJI RC-N1仕様が115,170円、DJI RC仕様が132,990円で購入可能で、インテリジェントフライトバッテリーPlus(高容量バッテリー)が2本、充電ハブ、専用ショルダーバッグ、予備プロペラブレード、その他アクセサリー類が追加で同梱されます。

DJI Mini 3 Fly More Combo Plus(DJI RC Kit)

ProとStandardの比較

DJI Mini 3 Proの廉価版とは言っても、どの程度性能が落ちているのか?性能差が、使い方に影響を及ぼすのか?は人それぞれ。2機の性能をまとめてみました。

DJI Mini 3 / DJI Mini 3 Pro性能比較

価格はMini 3が36,000円程度安いです。また、インテリジェントフライトモードや障害物検知システムが搭載されておらず、飛行時の電力消費量が少ない為、連続飛行時間は4分ほど伸びています。その時間約51分(特定条件下での値です)。まず操縦者がバテます。バッテリーや送信機などはDJI Mini 3 Proと共通ですので、ProとStandardの2機運用でも大丈夫。

なお、基本的な飛行制御システムや通信システムはDJI Mini 2のものを改良して使用していつ為、飛距離や映像伝送品質もMini 2に準じる部分が数多くあります。

カメラの画素数など、目に見えて低下している性能もあることから、デモ機が届き次第追加レポートをお届けしたいと思います。

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