Mavic Air 2

ドローンの飛行ルールには機体の重さによって飛行させるときに守るべきルールが異なります。

Mavic Air 2は重さ200g以上の「無人航空機」というカテゴリに分類され、航空法のいわゆるドローン規制が適用され、飛行場所に関するルールを守り、かつ定められた飛行の方法に依って飛行させなければなりません。

ドローンに係る飛行のルールについてはまた後日取りあげます。

本格空撮ドローンのエントリーモデルMavic Air 2

Mavic Mini / DJI Mini 2と同じエントリーモデルとしての位置付けですが、Mavic Air 2はよりホンキ志向のフライトにも対応してくれる懐の広いドローンです。発売は2020年5月で、2020年12月時点ではDJI製空撮用ドローンでは最も新しい設計の製品です。

機体重量は570gあるので、ホビー向けとは言いながらも、産業機と同じルールの下で飛行させる必要があります。

Miniが出たことにより存在価値が危ぶまれる中登場

Mavic Air 2発売の約半年前に発売されたMavic Miniは、ホビードローンとして必要な機能の最低限度を押さえた上で、機体重量を199gまでダイエットしたおかげで、航空法による飛行のルールこそあるものの、飛行中の航空機や無人航空機に影響を及ぼさない方法での飛行であれば、航空局への許認可申請の必要もなければ飛行の方法の定めの影響も受けない製品もあるとなると。飛行方法に制限がかかってしまう重さ200g以上の製品は、購入に足踏みしてしまうかもしれません。

実際に「そろそろ出るだろうな」と思っていても、「出てきたところで200gに近いドローンは要らないよね」という発想が先行して、Mavic Airの新製品が出るという情報を入手してもあまり興味を持っていませんでした。

2020年4月末の新製品発表 敢えての570g

手軽なフライトを楽しむという観点では、Mavic Air 2を選択する要素は皆無。正直なところMavic Miniで十分。Mavic 2も重いがPhantom 4やInspire 2のように大荷物になる訳ではないので、大は小を兼ねる状態。

現在ではマイナーチェンジモデルのDJI Mini 2が発売されているので、余計に存在感が薄い状態ではありますが…

Mavic Air 2もたくさんいいところあるんです。

カメラセンサーはSONY製のスマートフォンなどで使用されているIMX586

製品属性としては、他のMavicが得意分野に振ってしまっている分どっち着かずになりかねないミドルクラスドローン。Air 2はどこで勝負してくるかというと、やはりカメラできました。

Mavic 2 ZoomやMavic miniなど、多くのDJI製ドローンで使用されていた1/2.3 inchセンサーより少し大きい1/2 inchのセンサーを採用、0.8μmの画素を実現したことにより、4800万画素の解像度を実現しています。<SONY IMX586 ニュースリリース

映像の描写能力は上位機種のMavic 2 Zoomを超え、通常サイズの写真は1200万画素で生成されますが、4画素で従来の1ピクセルを表現することによりより高精細な画像描写を可能にします(Quad Bayer配列)。

Mavic Miniのカメラはお世辞にも画質・描写がいいとは言えないので、Air 2のアドバンテージは絶大です。

飛行時間が短いMini 2 折りたたみ式でコンパクトでも周辺機器で重量が嵩むMavic 2 Mavic Air 2はいい所取りを目指してる

煩わしい許認可関連のて手続きをほとんどの飛行形態で省略できるMavic MiniとDJI Mini 2ではありますが、飛行時間が実用域で12分程。機動性も正直モーターのパワー不足を感じることもあります。

操作性やカメラの描写性能もMini 2へのマイナーチェンジで向上しましたが、エントリーモデルであることからトータルの性能は控えめです。

反対にMavic 2は本格的な空撮にも対応できる機動性能は確保されていますが、機体と送信機だけでその重さは1kgを超え、追加バッテリーや充電器などを鞄に入れたら、気がついたら2kg近い重さになってしまいます。

LCCなどの手荷物重量制限が厳しい飛行機に持ち込む場合、ドローン関連だけで2kg。データ処理用のPCなんかを一緒に持っていくと、その他の荷物に割ける重さは数百gしか無いことも(実体験)。

Mavic 2と周辺機器フルセット

Mavic Air 2の機体と送信機、追加バッテリー2個のFly More Comboは総重量で1kg程度。

「どこにでも気軽に持って行ける」だと、Mavic Miniには敵いませんが、トータルの機体性能はMavic 2にも匹敵する能力を持っているので、重量対効果のレベルはかなり高く仕上がっています。煩わしい許認可関係を無視できるMavic MiniやMini 2には扱い易さで勝つことはできませんが、確実にMavic 2のお株は奪っています。

取り扱い上の注意点

Mavic Air 2を使用する上で気を付けなければならない点が1つあります。それは、プロペラの取り付けについて。

俗にドローンと呼ばれているプロペラが4つ着いたR/Cヘリコプターはクアッドコプターと呼ばれ、異なる回転方向のローター(モーター+プロペラ)を回転させて飛行させる回転翼航空機です。よって、時計回りのモーターと反時計回りのモーターが配置されており、それぞれに適合した回転方向のプロペラと組み合わせてローターを構成しています。

モーターの配列とカウンタートルクの関係

Mavic 2までの製品は、プロペラマウント部の構造によってプロペラをモーターに取り付ける際に誤った組み合わせにならない様に対策がなされていましたがMavic Mini以降の製品では、そもそも頻繁にプロペラの取り外しを行わない設計のため、誤った回転方向のモーターとプロペラを組み合わせても、正常に装着できる様になってしまいました。

モーターとプロペラの組み合わせは、マークと記号によって分けられています。白いマークと開封直後の時はA・Bの表示で、それぞれの組み合わせが判別できる様になっています。

MiniもいいけどAir 2も

DJI Mini 2の発売によりMiniとAirの差は縮まってしまいましたが、同時に価格差も縮まりました。

Mavic Air 2の基本パッケージは105,600円。追加バッテリーや充電ハブなど実用的な周辺機器がセットになったFly More Comboは132,000円で購入できます。

購入ご希望の方は、お問い合わせフォームより送り先住所を記載の上、ご注文ください。

Mavic Air 2撮影動画

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